Once Bitten,Never Shy~観ないで死ねるか!~

劇場鑑賞作品について言いたい放題。少し毒入り。

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SAW 2

saw2.jpg


「謎は明かされるためにある!」
お楽しみ度 ☆☆☆☆☆

 前作の、オチがすべてのその結末にもいい意味で唖然としたが、そのときに続編制作という話も耳に入ってきていて、一体今度はどういう落とし前を付けるのか、そして、ということは、まだまだ"ゲーム"は終わっていないということなのか、と、続編の公開を心待ちにしていた。そして・・・。

 結論。これがもう最高!前作もアイディアの勝利ということで十分面白かったが、今回はその上を行っている。脚本がより練られていて、結末に至るまでの緊張感もかなりのもの。この制作チームのアイディアの泉は枯れることがないのだろうか。

 物語は最初の猟奇殺人の段階でジグソウが割り出され、早くも逮捕される。しかし、ここからの展開が本番。対峙する刑事とジグソウ、そしてそんな刑事を嘲笑うかのようにジグソウが提示する屋敷に閉じ込められた刑事の息子を含んだ8人の男女の映像。刑事とジグソウ、閉じ込められた8人の男女、この2つのエピソードが交互に語られてゆく。

 8人の男女のエピソードは、密閉空間ということで「CUBE」を想起させもするが、"何故"彼らがここに集められたのか、そしてジグソウの"ゲーム"に勝利し、唯一生き残った女性アマンダがその8人の中に含まれていることが、話を更に複雑にしている。また、刑事とジグソウとの対決も、ある意味息子を人質に取られ、パニックに陥る父としての刑事、それとは対照的に落ち着き払ったジグソウ。その対比も面白いし、実は、ジグソウのセリフの中に結末を導く伏線が隠されているのだ。

 そして、物語が展開し、クライマックスで前作の舞台のバスルームに戻り、提示される驚愕の結末。すべてのパズルのピースがピタリとハマるかのように、スパッと着地を決める手腕。お見事としか言いようがない。まだまだこの"ゲーム"は続くのだ。

 モチロン、察しのいい人は、おそらく途中(アマンダが出てきたあたりで彼女の役割に想像がついたかも)でその結末に気付いたかもしれないが、とある映画評論のサイトでも語られていたが、途中でオチに気付くということは、その作品が、理に適った結末を導き出している、"腑に落ちる"オチを用意している、からなのではないだろうか。つまり、そのオチに納得いかないということは、そのオチへの持って行き方が下手だから。幾ら想像のつかない意外性のあるオチだったとしても、そこまでの持って行き方が雑だったりすると、やっぱり腑に落ちないでしょ。だから、「途中でオチに気付いてツマラなかった~。」という批判は、実は無意味なのだ。謎解きばかりに囚われて、素直に作品自体の面白さを楽しめないなんて、勿体無いと思うんだけど。もっとも、意外性のないオチで、しかも描き方も雑でお粗末、というしょ~もない作品も多々あるけどね(苦笑)。

 あたしの場合は、過去の映画のレビューでも散々触れてきたけど、意外性のあるオチであろうがなかろうが、最後にしっかりと着地を決めてくれればそれで満足という部分もあるし、オチを見極めてやろうとか、そういう余計なことは考えないで作品に没頭する性質なので、見事にやられたし、大満足。いや~、面白かった♪

2005/10/29@TOHOシネマズ府中
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  1. 2005/11/14(月) 21:35:54|
  2. movies(英数)
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乱歩地獄

ranpo.jpg

「夜にも美しいスウィートな地獄」
お楽しみ度 ☆☆☆

 ずいぶん前に知り合いの女優さんからこの作品に出るということを聞かされていて、しかもそれが実相寺昭雄監督がメガホンを取る「鏡地獄」だということで、公開を楽しみにしていた。

 作品の構成は映像化するのが難しいといわれた江戸川乱歩の作品をオムニバス形式で4本。どれもエロチックな雰囲気を漂わせつつ、"愛"(究極の愛と言っていいのかどうかは分からないけど)が描かれている。

 正直1本目の「火星の運河」はよく分からなかったので(汗)飛ばすとして、2本目の知り合いの女優さんが出演している「鏡地獄」が一番分かりやすかったかな。

 鏡の魔性に見入られ、関わった女性を次々と殺していく美青年(成宮クン、「ごくせん」に出ていたときからかなり成長したよね~)と、その彼の罪を暴こうとする名探偵明智小五郎。鏡が嫉妬するから女性たちを手にかけるって、そこにあるのは紛れもなくゾクリとする狂気。

 因みに彼女の出番は少しだけだよ、ということで、事前にどのあたりに出ているのか確認してからの鑑賞と相成ったのだけど、あれなら言われなくてもしっかりと分かりましたよ。鏡がテーマだけに鏡越しに喋る彼女、確かにいつもの彼女と雰囲気は違うけど、彼女の友だちが言ったという"アンニュイ"だったかどうかは、"?"でしたな(笑)。でも、セリフも結構あったし、エンド・クレジットにもしっかりと名前がクレジットされていた。それにしても、成宮クンに縛られて蝋燭垂らされいたぶられる役ぢゃなくてよかったよ(汗)。

 最初の「火星の運河」を始めとして他の3本が些か分かりづらい作品だっただけに、実相寺昭雄監督のこの作品の分かりやすさが光りましたな。でも、クレジットされていた市川実日子がどこに出ているのか分からなかったのだけど、ナルホド、明智の妻がそうだったのね。

 3本目の「芋虫」は、松田龍平のこれまた色香漂う歪んだ愛を描きつつ、大森南朋の、特殊メイクと両手両足がない、まさに芋虫のごとき造形美(?)がよくぞここまでという意味で一番印象深かった。ちなみに、韓英恵は、あれ小林少年ですか?

 ラストの「蟲」は、女優に一方的な思いを寄せるストーカー・タッチの浅野忠信を、一瞬前2作同様明智センセだと思ってしまったぞ(汗)。思いを寄せる女性を手に入れるために起こした行動、そこにあるのもまた狂気と言っていいだろう。それにしても、緒川たまきもよくぞここまで"汚れ"に近いことをやってくれました。この人の女優魂も尊敬。

 とまあ、全編通して配役の妙というか、よくあそこまでやるよな~というのがスゴク面白かった。でも、作品としては、良くも悪くもグロテスクというか観ていて疲れたというのが正直なところかも(苦笑)。

2005/11/12@シネセゾン渋谷
  1. 2005/11/14(月) 20:51:07|
  2. movies(や~わ)
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mista-bone

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